階段手摺りの取り付け

手摺の取付作業を行いました。

今回はプラスターボードで胴縁が理想とする位置に無いのでベースプレートを用いました。

一階から二階まで通しでの施工です。

強度も問題なく無事に完了致しました。

 

 

和歌山市の施主様で、今回の依頼は、階段の手摺りの取り付けという事で、行って来ました。

 

一口に「階段」と言っても、形式には様々ありまして、本依頼の階段は「折り返し階段」というものでした。

 

階段の形式には、

 

1.直階段・・・字の通り真っ直ぐになっている形式

2.L字階段・・・階段の途中で90度向きが変わる形式(大きな吹き抜けホールの壁に沿った形で付けられる事が多い形式)

3.折り返し階段・・・階段の途中で180度向きが変わる形式(向きが変わる部分が回っている場合と踊り場と呼ばれる平坦な部分があることもある形式)

4.らせん階段(回り階段)・・・階段全体がらせんのように回っている形式(真ん中に支柱があるタイプや塔のような建物の中に壁に沿って取り付いている形式もある) と、

 

いろんな形式があるのですが、写真を見て頂くとお分かりのように「折り返し階段」であります。

 

依頼者に伺うと、「最近めっきり階段の上り下りがきつくなって・・・。」

ということ。

 

計測すると、蹴上(けあげ)220mm/踏面(ふみづら)225mm と約45度近い勾配でありました。

 

階段の途中の部分に「回り階段」部分がある為、依頼者に「手摺りは通しが良いですか?」「途中離れてても問題ないですか?」とお尋ねすると、「通しの方が良いです」との事。

 

早速、見積りをして施主様に確認する事に・・・。

 

後日、提案した見積書でお願いします。

との返事を頂いたので部品を用意して施主様のお宅へ。

 

用意した部品は、手摺り棒(ディンプル付)、ブラケット、ジョイント、キャップ、ベースプレート。

 

まず、施主様の身体に合せ手摺りの高さを決定。

 

決定した手摺りの高さを基にブラケットの高さを決める。

 

それから、壁内のビスが効く下地を探しベースプレート(今回のお宅では内装にプラスターボード(石膏ボード)が使われていた為補強として使用)を取付。

 

あらかじめ棒にブラケットを取付けておき、それをベースプレートにビス止め。(これは臨機応変)

 

上下の手摺りが付いた所で、真ん中のジョイント部を取付けて完成。

 

その間、施主様にはお茶など出して頂き、滞りなく完了致しました。

 

完成した手摺りを掴んで、「これで安心して階段を上り下り出来る」と喜んで頂いたようで、ホッと一安心でした。

 

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